yukari616また、会える日まで

25歳で亡くなった娘と共に歩んだ道

母の詩

もうすぐ87歳になる母が送って来た詩。


「美しく華ある日々は短くて、散り急ぎ君、逝きて5年(いつとせ)」


実母は、介護の必要もなく年相応ではあるが、元気に過ごしてくれている。


娘を亡くした私に寄り添い、100か日まではそばにいてくれて、週末になると、自分の家に帰るため、車で最寄り駅まで送って行った。


一人になった車の中で、有り難さと寂しさと娘のいない虚しさで涙を流していた。


そんな日々から、5年が過ぎ、母なりの思いを活字にしてくれたのだと思う。


今でも、命日や誕生日にメールを送ってくれる多くの友がいる娘。


皆の心の中に、生きている。


生きている時も、亡くなってからも、私にとっては自慢の娘。


昨日、車で50分ほどかかる所に住んでいる母に会いに行って来た。


会える時間は、限られている。少しでも恩返しをしたい。