yukari616また、会える日まで

25歳で亡くなった娘と共に歩んだ道

雑貨屋

家具屋に併設されている雑貨屋に立ち寄った。


クッションが、だいぶ疲れてきてふわふわ感が無くなってきてしまった。


思い付いて、クッションの中身とカバーを買った。


ついでに、ソファーカバーも購入。


ここは、お洒落な雑貨が多い。


見ているだけで、豊かな気持ちになれる。


置物、造花、洗面器、写真立て、スリッパ、小物、香水等々。


楽しくて、ずっと見ていたら急に悲しくなってしまった。


娘の好きな物ばかり…。


急に、過去へ引き戻された感じだった。


二人で買い物に出かけたときは、じっくり商品を見定めてセンスのいい買い物をしていた。


自分でも、香りフェチと言っていたほど、香りのするものが大好きだった。


5年経ち、少しづつ哀しみにも慣れてきたころだと思っていた。


でも、やっぱり、娘のいない日常は味気なく哀しいものだ。


帰りの車の中で、涙はとめどもなく流れてきた。


会いたい…