命日までのカウントダウン
今年は、5年前と同じ曜日だ。
5月23日土曜日、娘は逝った。
5年前、心の中では「助けたい。絶対に死なせない。」
一方、「もう、無理かもしれない。早く楽にさせてあげたい。」
天使と悪魔のやりとりのような感情が渦巻いていた。
もう、ダメかもしれないと思ったときに、私はそっと、娘の切った爪と髪の毛をティッシュに包んだ。
どこかで覚悟を決めたのかもしれない。
もう、食事を取ることも出来なかった中で、母の日には財布から2,000円を出して
「好きな物を買ってね」とほほ笑んだ。
治ったら、焼き肉食べにいこうね、と約束もした。
大切な人を目の前で、看取る日まであと11日。
この時期は、苦しくて哀しくてたまらない。
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