娘が遺した愛犬
ジル…
それは、娘が愛してやまなかった愛犬の名前。
12月で7歳になるチワワのメス。
家族の反対を押し切ってまで飼いたかった犬だ。
家には、すでに2匹の犬(コーギー、昨年17歳で死去とミックスもうすぐ12歳)がいたからだ。
2歳まで、本当に可愛がり、旅行にも連れて行くほど溺愛していた。でも、躾はきちっとしていたから、今でも本当にお利口だ。
犬の気持ちが分かる人を、知人に紹介してもらい、今のジルの気持ちを聞いてみた。
ジルは賢いから、娘とのお別れは理解していると…今は、私を気遣っているらしい。
うんうん、その時はそう思った。
でも、忠犬ハチ公のように今でも帰りを待っているのではないかと、思うことがある。
散歩をしてるとき、若く茶髪の長い髪をしている女の子に会うと、立ち止まり、じっと見ている…。
昨日も、車でトリミングに連れて行く途中、車窓から身動きせずじっと見ていた。
その先を見ると、娘に似た子がいた。
ジルよ、まだ、帰りを待っているんだね。もう、帰って来ないよ。寂しいね…
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