yukari616また、会える日まで

25歳で亡くなった娘と共に歩んだ道


朝方、夢を見た。


久し振りに娘が出てきてくれた。


長男と話をするとき、いつも嬉しそうにしていた、そのときの表情だった。


5歳上の兄の事は、ちゃら男とか言いながらも大好きだった。


お洒落が好きで、流行に敏感で、少し髪の色が茶色で、顔も似ていて共通点があった。


そんな兄と、何やら楽しそうに話をしていた。


懐かしい光景だったな。


子供を先に亡くしてしまうと、残された子供には絶対に自分より先に逝って欲しくない。


実は、長男は仕事で昨日フランスへ旅立った。


到着するまで心配していたが、早朝に無事に着いたと、連絡があった。


娘が一緒に行ったのかもしれないと思った。


そんな風に、残された家族の事を守ってくれているのかもしれない。