yukari616また、会える日まで

25歳で亡くなった娘と共に歩んだ道

みょうが

お盆休みも終わり、日常が戻って来た。


この暑さもそろそろ終わりにしてほしい。冬生まれの私は、夏に弱い。


子供の頃に比べて、暑さの質も変わってきている。


そんな中、義父母の住居は庭が広く義母は夏野菜を育てていた。


今は、義父は介護施設にいるので、たまに行って草取りをする。


台風の影響で少し涼しく、土も柔らかい時に思い切って草取りをした。


義母が元気だった頃、赤しそジュースやプチトマト、みょうがをもらっていた。


普段、土いじりなどしないが、みょうががかなり収穫できた。


取り出すと中々面白い。赤しそは、時期を逸してしまったのか虫食いがひどく無駄にしてしまった。


娘も大好きだったおばあちゃんだ。都会育ちのハイカラな人だった。


みょうがを取りながら、義母に思いを馳せていた。


「今まで、本当にありがとうございました。食べ物を出来るだけ無駄にしないようにまた、収穫に来ます。孫娘に会えましたか?二人が楽しそうにおしゃべりしながら、美味しいものをほおばっている姿を想像しています。私たちもいずれは行く世界です。また、会える日までごきげんよう。」