yukari616また、会える日まで

25歳で亡くなった娘と共に歩んだ道

あれから4年。

5月は、最も嫌いな月。


娘が病と闘い、敗れた月。


あれから4年。


4年も生きてしまった。


自分の命に代えても助けたかった命を救えず、私は4年ものうのうと生きている。


生きていたら、6月で30歳。少しは老けたかな?


私の中では、永遠の25歳。可愛い私の娘。


時間は止まったままだし、哀しみも癒えないものだ。


子供を亡くした知人が言っていた。


「哀しみや虚しさは、消えない。でも、その哀しみをしまうポケットは出来ていく。」


今なら、その言葉の意味が少しだけ分かる。