遺言
パソコンに向かい、探し物をしていたら、二人の兄の追悼の言葉が見つかった。
5年半ぶりに読んでみた。
長兄とは、5歳違い。次兄とは3歳違い。
妹を思い、いとおしむ言葉が溢れていた。
涙が頬をつたった。
大切なものを失ったとき、親、兄弟という立場は違っていても、哀しみや虚しさは同じだ。
息子たちはそれぞれに家庭を持ち、仕事を頑張っている。
時折、顔を見せてくれるのが嬉しい。(近くに住んでいる)
亡くなる前に家族全員に言葉を遺していった娘。
長兄には「優しくしてくれてありがとう。カッコよくて自慢のお兄ちゃんだったよ」
次兄には「学生時代一年同居したね。楽しかったよ」
父には「お父さんと居酒屋巡りをしたかったよ」
私には「今までありがとう。もっともっとお母さんを喜ばせたかった」
もっともっと、生きていてほしかった。
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