yukari616また、会える日まで

25歳で亡くなった娘と共に歩んだ道

遺言

パソコンに向かい、探し物をしていたら、二人の兄の追悼の言葉が見つかった。


5年半ぶりに読んでみた。


長兄とは、5歳違い。次兄とは3歳違い。


妹を思い、いとおしむ言葉が溢れていた。


涙が頬をつたった。


大切なものを失ったとき、親、兄弟という立場は違っていても、哀しみや虚しさは同じだ。


息子たちはそれぞれに家庭を持ち、仕事を頑張っている。


時折、顔を見せてくれるのが嬉しい。(近くに住んでいる)


亡くなる前に家族全員に言葉を遺していった娘。


長兄には「優しくしてくれてありがとう。カッコよくて自慢のお兄ちゃんだったよ」


次兄には「学生時代一年同居したね。楽しかったよ」


父には「お父さんと居酒屋巡りをしたかったよ」


私には「今までありがとう。もっともっとお母さんを喜ばせたかった」


もっともっと、生きていてほしかった。