yukari616また、会える日まで

25歳で亡くなった娘と共に歩んだ道

頑張れ、おかあさん。

娘のことを、忘れることはない。


日常の雑事の合間に、ふと、強烈な虚しさ、寂しさに襲われる。


涙が溢れ、その場に立ちすくむ。


その時間は、数分なのだが。


そんな時、娘の声が聞こえるような気がする。


「頑張れ、おかあさん。負けるな、おかあさん。」


最愛の娘を亡くし、今まで通り普通に過ごすことなんて出来ない。


仕事の顔、家庭の顔、色んなお面を被り生活している。


でも、お面を外し、雑事の合間の一人になる時間、素になる時間。


そんな時、娘が、言っているような気がする。


「頑張れ、おかあさん。」


そうだね、頑張らなくてはね。でも、この寂しさはどうしようもないよ。