yukari616また、会える日まで

25歳で亡くなった娘と共に歩んだ道

追悼映像

娘を思う追悼発表会。


無事に終了。


兄が制作してくれた追悼映像が、2部の頭でカノンの曲に乗って流れ始めた。


思い出の動画、写真、文字を織り交ぜての5分間。


満席の開場は、水を打ったようにシーンとなり、終わってからも空気は
張り詰めたままだった。


娘のことを知る人も知らない人も、若くして旅立った娘のことを思ってくれた。


あの日から2年3カ月が過ぎようとしている。


哀しみは、深く深く根を張り始めている。会が終了するまで、張り詰めていた
自分。終わって、少しほっとした。


しかし、この哀しみは、私がこの世にいる限り無くなることはない。


そして、娘を忘れることもない。


生きていくのも、大変だ。


でも、追悼発表会を終え、娘の声が聞こえる。


「お疲れ様。そして、ありがとう。」