手帳カバー
娘の部屋に時々入って、愛用していた物を手に取る。
毎日ではないけど、時々入って思いを巡らせる。
随分、お友達に配ってしまったけど、どうしても手元に置いておきたいものはそのままにしてある。
お小遣いをためて一緒に買いに行った赤いグッチの手帳カバーがある。
ちょっと、小さいので老眼の私には使いづらいと、ずっとそのままにしてあった。
2015年で、終わってしまった手帳。
几帳面な字で、予定が書いてある。亡くなったのは5月23日。
翌月6月21日には、出ることの出来なかった発表会の記載があった。
出演するつもりでいたのに、叶わなかったね。ペンもそのまま。
来年は思い切って、眼鏡をかけて手帳を使ってみるからね。
お母さんには少し派手だけどね。
肉体は無くなっても、一緒に私と生きる事、約束したんだもの。
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