覚悟
前回のブログでも書いた「覚悟]という言葉。
娘を亡くしてから最初の1~2年は、娘を取り戻したい。この現実から逃げたい。この事実を認めたくない。そんな気持ちで一杯だった。
4年が経ち、哀しみや虚しさはずっと付きまとい、突然涙が溢れることもある。
でも、どう、もがいても苦しんでも娘は帰って来ない。
そう、皆がいずれは行くであろう「あの世」に行ってしまったんだ。
取り戻したくても、それは叶わない…
そんな気持ちに少しづつ変化してきた。
それでも、寿命までは生かされ続ける。哀しいことだが、それが現実だ。
今でも、娘がいても娘を亡くしたことのない人は同情の言葉をかける。
所詮、他人事だから…。
この、大きな哀しみと向かい合い、それでも生かされる現実を受け止め生きていくしかない。
それには、大きな覚悟がいる。
まだまだ、そこまで強くはなれないが、少しづつ受け止め、覚悟を持って生きていけたらなぁ、って思う。
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