yukari616また、会える日まで

25歳で亡くなった娘と共に歩んだ道

26回目の月命日

23日は、26回目の月命日だった。


月は違えど、父と祖父も23日が月命日。
偶然て、あるものですね。


お墓参りに行ったら、炊き立てのお線香があった。
傍らには、好物のジャスミンティー。
友達が来てくれたのかな?


以前にも、同じようなことがあったな。
酎ハイもあったな。
みんな、ありがとう。


若くしてこの世を去った人は、そのことが衝撃的過ぎて
人々の記憶からは、そう簡単には消えない。


娘は亡くなる数日前にこんなことを言っていた。
「私は、人知れず、消えていくんだろうな。」


その時、なんて答えたか覚えていない。


でも、今、こう答えるよ。
「とんでもない。忘れるものですか。貴女の遺していった言葉、舞い踊る姿、
楽しそうに笑う声、美味しそうに飲むお酒、愛犬とじゃれ合う姿、すべてが
はっきり記憶の中に残っている。私だけでなく、貴女と関わった人たち、
みんなの心に残っている。消えてなんかいないよ。」