yukari616また、会える日まで

25歳で亡くなった娘と共に歩んだ道

サイン

猛暑が続きます。


一昨日、来年の発表会の場所取りをして来た。


来年の6月開催を決めた。


「今やりたいことを、やれるときにやろう。」


そんな風に思えたことは、ご父兄の一言だった。


スタジオにとって、大黒柱の娘を亡くして、失意の中にも目の前にいる生徒さんの為に今まで頑張って来た。


体力、気力は、正直かなり落ちた。発表会開催はかなりの労力を要する。


今後の発表会のことについて、ご父兄の意見を聞いてみようと思い、相談してみた。


そこで、頂いた言葉は「私たちは、先生についていくだけです。」


私が決めたことについて、文句を言うような人たちではない。私は信頼されている。


そう思えたときに、娘がいなくなってしまっても、この道は続いている。やらなければ。


そして、演目について、あれこれ考えながら、場所取りに出かけた。


ストーリーのあるものを、やりたいが色々問題は山積している。


ゆっくり考えようと、思っていた時、ホールの駐車場から事務室に向かう途中、二人連れに出会った。おばあさんとお孫さんかな?


可愛らしい女の子に目をやると、その子の着ている洋服に、私がやりたい演目の主役がプリントされていた。


これは、やるしかない。


きっと、迷っている私にサインを送ってくれたのだろう。


老体に鞭打って、実現に向けて進んで行こう。見ててね。