yukari616また、会える日まで

25歳で亡くなった娘と共に歩んだ道

風邪

4年ぶりに風邪をひいた。


鼻水、鼻詰まり、のどの痛み…。


熱はないし、食欲もあるからインフルエンザではなさそうだ。


4年前、私は、長引く風邪のために娘の病院に付き添って行くことも出来なかった。


2週間後の検査結果も、まだ、治らずに行くことが出来ずに、娘は1人で病院に行き結果を聞いた。


がんであることを告げられた…。


25歳の若い人が、まさかがんを患うとは想像していなかった。


どんな気持ちで、病院に行き、病名を告げられたのか…


電話で報告を受けたが、ただただ信じられない気持ちの方が強く、何かの間違いだと思っていた。


風邪をひいたことで、当時の記憶が蘇る…。


何もしてあげられなかったことに、後悔ばかりだ。


ただ、今回の風邪は3日くらいで治ってしまった。


この4年間風邪をひかなかったことも、すごいと思うが、4年ぶりにひいた風邪も、すぐ治ってしまったことも驚きだ。


私は、娘に守られている…。


肝心なときに、役に立たなかった母を、許してくれて守ってくれているんだね。


本当にありがとう。

ここにいない寂しさ

新しい年がやってきました。


いつものように年末は紅白を見て、年始の挨拶をしに年老いた母、義父、義母に会い、いつもと変わらない新年を迎えた。


当たり前のように、思えていたことが、当たり前なんかじゃなくて奇跡だったんだ。


毎年同じようなことを繰り返せることが、退屈なんかじゃなくて幸せだったんだ。


いつも、隣にいて、おしゃべりして、買い物して、犬とじゃれて、美味しいものを食べて過ごせたこと…。短い間だったけど、本当に楽しかった。


私の人生を彩り、豊かなものにしてくれた。


貴女がいなくなり、4回目のお正月。


哀しみ、辛さには少しづつ慣れて来たけど、今、ここにいない寂しさは一向に慣れそうもない。


年を重ねるごとに増幅している。


ここで、ぼやいたり、嘆いたりして、今年も踏ん張ります。


読んで下さっている皆さん、いつもありがとうございます。


今年もよろしくお願いいたします。

年末

今日から、休みです。


先週は、友達が来てくれたり、スタジオの大掃除、こなさなければいけないレッスン、息子たちが来たり、と、慌ただしかった。


休みといっても、家事はあるから、大掃除など少しづつこなしていこうと思う。


足の怪我は、完治までには至らず、少し引きずりながら歩行している。


大股で、元気よく歩きたいものだ…


4年前、体調を崩していた娘。あと、1ヶ月で病名が分かった時期。


弱音を吐かない子だったから、かなり、しんどくてもぎりぎりまで頑張っていた。


発熱があったが、一人で病院に行き点滴をしていた。


そんなに恐ろしい病気とは思っていなかったから、私も呑気なものだった。


しんどい症状もあっただろうに、何も言わなかった。強すぎ…


不平不満愚痴は、殆ど聞いた事なかったな。神に近かったのかな?


だから、こんなに早く旅立ってしまったのかな?


お寺の奥さんが言っていたな。「あの世も人手不足で、優秀な人材を欲しがっている。」
と。


あーあ、遺された私はどうすればいいのよ。


不平不満愚痴ばかり行っている私は、まだまだ生かされるのかな?


この世は修行、あの世は天国なのかな?


兎にも角にも2018年も、終わるね。