仕事が休みになる5週目を利用して、宮古島へ行った。
病床で、娘と旅行の話をしたときに、「沖縄に行きたい」と言っていた。
何故か、沖縄の食べ物が好きだった娘。
ソーキそば、海ぶどう、黒糖など、つまみにミミガ―。
行くところ行くところに、綺麗な蝶が歓迎してくれた。
きっと、娘の魂を乗せてやってきてくれたのだろう。
天気も良く、海がきれいで最高の旅だった。
一緒に行けなかったのは残念だったけど、行けなくて残念と思っているのは私だけで、一緒にいたのかもしれない。
これからも、身体の続く限り、貴女と一緒に旅をしたいな。
今度は、どこがいい?
誰にでも訪れる死。その日が来るまで、貴女の分まで精一杯生きるよ。