yukari616また、会える日まで

25歳で亡くなった娘と共に歩んだ道

生きていくのも大変

義母は義父の介護をしている。


今年は、猛暑で義母はダウンしてしまった。


義父はやむなく、介護施設に一時預けることになった。


施設は新しく、清潔で、エアコンが効いていて、とても快適なようだ。


食事も栄養バランスがよく、私たち家族は安心して預かってもらえる。


義母は、今までの疲れが出たのか、今一、体調がすぐれないようだ。


義父は89歳、義母は86歳。


そんな義母の言葉…


25歳で亡くなった娘に対して…


「短い人生だったけど、人生の中で一番輝いているときに、何の苦労もなくやりたいことだけやって、亡くなってしまった。人生の苦労はこれから始まるというときに。長生きするのも大変。Yちゃんは、ずるいよ。」


母親の私は、返答に困ってしまったが、義母の言うことも一理あるのかなぁ。


人生100年の時代だ。健康で自分の事が出来る健康年齢は、約75年。残りの人生は、認知症にでもならない限り、大変だという事だろう。


それでも、生きていれば楽しいと思えることもあるだろう。


そんな、全ての事をひっくるめても、私は、もっともっと、娘の人生を見守りたかった。


やっぱり、子供を亡くしたことのない人には、本当の所は理解されないのだろう。


周りにどんなに応援してくれる人がいたって、この気持ちは理解されないのだろう。


だから、表面上は気丈にしていても、心の奥深くにある寂しさは私一人の物なのだろう。

お盆


きょうは、お盆。


今日から三日間、故人が家に帰って来る。


お迎え火をたき、好きなものを供える。


チーズケーキ、バナナチョコ、じゃがりこ、m&ms、梅味の飴やグミ、そして、忘れてはならない酎ハイ。


用意万端整えました。


三日間、一緒に楽しく過ごそうね。

犬の気持ち

娘が愛してやまなかった愛犬。


チワワ 5歳。名前はジル。


2歳の時に死別して、その後は、私がお世話をしている。


家には、あと10歳のミックスがいて、その子は私にべったりだ。


理由もわからないまま、突然いなくなってしまったご主人。


私は、自分の気持ちと同時に遺された犬が不憫で、一生懸命に愛情を注いでいる。


先日、犬の気持ちが分かる人に話を聞いてみた。


ジルは、悲しんでいるだろう、寂しいだろう、と、思っていた。


ところが…。


ジルは、私の思いなどはるかに上回り、逆に、私の事を心配し勇気づけている。


娘の病院に行き、面会した時も、本来なら嬉しさで飛びつくところを、自分の感情を押し殺し、距離を置き遠くから眺めていた。


それは、娘に哀しい思いをさせないように、自分が病気になってしまって、お世話ができなくなったことで、自分を責めないで欲しいことを、伝えるために、飛びつかなかったこと。


3年の月日が過ぎて、私が少しづつ仕事を頑張り始めたことを喜んでいること。


たかが犬、されど犬。


人間の思考をはるかに上回り、人間を見、寄り添い、愛情を返してくれる。


娘が遺していったジル。娘を愛したように、愛していこうと思う。