追憶
仕事の関係で、年に数回上京する。
娘が元気で、東京で暮らしていた時は、待ち合わせをして食事をしたり
買い物をしたりして、楽しんだ。
娘の部屋に泊まり、いろんな話をした。
上京することは、楽しみだった。
今は…。
娘が住んでいた隣の駅に、その場所はある。
行く回数は、減ってきたが、たまには行く。
今日は、行くと決めて行って来た。
電車に乗りながら、「この駅に住んでいたな。」とか、「この電車に乗ったんだろうな。」とか、若い人を見ると、「こんな服を着ていたんだろうな。」様々なことが頭の中を巡っていた。
思い出ばかりで、胸が苦しくなってしまった。
娘と一緒に過ごした時間が、遠くに行ってしまうようで怖い。
楽しく、幸せな時間が多かった分、哀しみもとてつもなく大きい。
哀しみは、これからも、どんどん大きくなって、私にのしかかって来るんだろうな。
私は、耐えられるのだろうか?
今日は、正直、前向きに生きるという根拠のない自信が無くなった…。
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