ソファー
長年、愛用していたソファーを買い替えた。
衝動買いに近いけど、いい商品が格安で売っていたので買った。
古いソファーは、薄ピンクで家族皆が、ベットにしたり昼寝に使ったりと、活躍してくれた。
娘も大好きだったソファーだが、かなり痛んできていたので思い切って捨てた。
娘との思い出の品、娘の服、少しづつ整理を始めている。
哀しさや虚しさは、これからもずっと居座り続けるだろう。
でも、どこかで気持ちの上で、線引きをしなければならないことは、これからもあるだろう。
その度に、薄情な自分に落ち込む。
こんなに苦しくて哀しいのに、心のどこかで、もう帰って来ない事を認め始めているのかも知れない。
これが、時の流れというものなのだろうか?
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