yukari616また、会える日まで

25歳で亡くなった娘と共に歩んだ道

お正月

あけましておめでとうございます。


2018年のスタートです。


2015年に旅立った娘のいない、3回目のお正月。


家族揃ってお雑煮を食べて、初詣に行って、映画見て、福袋買って…


楽しかった風景がよみがえる。ぽっかり空いた大きな穴は何をしても埋まらない…


娘が亡くなってから、娘の生まれた場所へ遺された家族と行っている。


主人が転勤族だったから、娘は転勤先で産んだ。病院も、住んでいたところもそのまま残っている。28年前の記憶がよみがえる。


3人兄弟の末っ子の初めての女の子。皆、可愛がった。


両親、兄、祖父母に愛され、すくすく育って行った。身体も丈夫で手のかからない子だった。


そんな子が、最初に逝ってしまうなんて、神様は本当にひどい。


映画は「鎌倉物語」を見た。黄泉の国行の電車に乗って、無事にあちらの世界に着き
楽しくやっていてくれるといいな。
駅には、私の父が迎えに来てくれただろうか?
そう言えば、娘は「あちらの世界には知り合いがいない。」と言って、心配していたな。
友だちはできたかな?
私が黄泉の国に行ったら、駅で待っていてよ。
それまで、頑張るから…。


誰にも埋めることの出来ない大きな心の空洞を、あらためて感じた新年でした。