yukari616また、会える日まで

25歳で亡くなった娘と共に歩んだ道

優しさ

先日、長男夫婦が家にやってきた。


うちの夫婦は、同い年(学年は私が一つ上)なので、今年還暦を迎える。


どうやら、お祝いの旅行に連れて行ってくれるらしい。


遺された兄二人で、お金を出し合って…。


ふと、娘がいたら……三人で出し合ったのかなぁ。


私と主人は、娘を亡くした哀しみ、兄たちは妹を亡くした哀しみ、親友は親友を亡くした哀しみ、皆、それぞれの哀しみを抱え生きている。


もちろん、哀しみを比べることなんて出来ない。でも、みんな、心に傷を抱えながらも今を精一杯生きようとしている。


みんな、辛いし哀しい。


娘は、太陽のように、明るく、家族の中心だった。家族のイベントは、娘が仕切ってきた。


今、その役目を、お兄ちゃんたちがしてくれている。忙しいのに、ありがとう。


娘も、安心していることだろうな。一緒に行きたかったけど、また、晴れになるように
お願いね。