ジゼル
今日は、教え子の舞台を見に行く。
帰りは夜になるから、渋滞に巻き込まれるだろう。
それでも、頑張っている教え子のため、行ってきます。
何よりも、娘が可愛がっていた子だ。娘も一緒に行くと思う。
演目は「ジゼル」バレエファンなら、お馴染みの演目だが、内容を少し解説してみます。
好きになった人が身分違いの上に、婚約者がいた。心臓の悪かったジゼルは、ショックのあまり亡くなってしまう。未婚のまま亡くなった女たちの霊が住む森の中。紛れ込んだ男たちは、踊り狂い亡くなってしまう。そこへ、恋人だったアルブレヒトが現れる。本来ならば、踊り狂わせ亡くなる運命だが、ジゼルの愛の力で命を救う…。
ざっと、こんな内容だ。娘は、ジゼルが大好きだった。
特に、2幕の愛の踊りは、セリフがなくても涙が溢れる。
自分の命をかけて愛した人を、裏切りという憎しみに変えるのではなく、それらを超越した愛で、救う。
肉体はなくても、人を思い続ける愛は永遠に残っていく。
大切な人を亡くして、愛の深さを知る。人として、何が一番大切なのか、身をもって娘は教えてくれたように思う。
でも、本当は、貴女が踊る姿をもっともっと見たかったよ。
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