yukari616また、会える日まで

25歳で亡くなった娘と共に歩んだ道

追悼発表会

 8月に発表会を控えている。
 今は、プログラム制作をしている。


 自分でやろうと、決めたことなのに
 娘の顔写真、ポーズ写真、友人の出演、
 否応なしに、娘と向き合う。
 その度に、娘の命を奪った病気を憎む。


 凛とした立ち姿、神経の行き届いた指先、
 小柄だけれど、大きな存在感、すべてが愛おしい。


 一つの事に打ち込み、時には打ちのめされ、
 時には喝采をあび、駆け抜けた人生。


 25歳という若さで、美しいまま、人々の心に残っていくんだね。


 人生は、大きな宇宙の中においては、ほんの一瞬。
 人は、もがき苦しみ、時に、幸せを感じ、食べて寝て愛して、
 或る日、パッと消えていく。
 
 みんながいつかは、パッと消えていく。
 遅かれ、早かれ。
  
 また、会えるね。