yukari616また、会える日まで

25歳で亡くなった娘と共に歩んだ道

愛犬2

今日は、仕事もなく、家人もいない。雨も降っている。


午前中は、一人でいるせいか哀しみに浸ってしまう。


そんな時、娘の愛して止まなかった愛犬と話す。


私の膝の上に座り、顔を見つめ合いながら、愛した娘と愛したご主人について…


もちろん、犬は話さないが目で多くを語る。


そして、最後に「お互いに頑張ろうね」と言って、膝から降りる。


大好きな人の死は、哀しく辛いものだ。哀しみのシェアとでも言うのだろうか?


少し、落ち着く。


犬の寿命は、せいぜい15年くらいだ。この子と一緒にいられるのもあと10年くらいかな?


いつまでも続いていくものなんて、この世には存在しない。


やはり、今、この時を生きていくしかない。


娘は愛犬と一緒にいられたのは、2年だった。2歳だった。


12月には5歳になる。娘と一緒にいた時間よりも多くなった。


私が寂しくないように、しつけの行き届いた賢い子を置いていってくれたのかな?


そうだとしたら、ありがとう。そして、貴女の分まで精一杯愛情を注ぐからね。