生まれた日
今日は、友達の娘さんの赤ちゃんに面会してきた。
新米ママは娘より二つ年上だ。
赤ちゃんを見るのは久し振りだ。可愛かった。愛くるしかった。
そんな赤ちゃんを見ていたら、娘の誕生の日を思い出した。
梅雨の真っ最中で、どんよりした日だったなあ。
3人目の初めての女の子、人生で最も幸せな日だった。
あれから、28年。
2年前の5月、人生で最も不幸な日だった。
一番幸せな日と不幸な日を経験した私には、もう、怖いものはない。
生と死、幸せと不幸せ、光と影、すべて、表裏一体だ。二つ一組なのだ。
一寸先は闇なのだ。
だから、今この時、一瞬一瞬積み重ねていくしかない。
誰もが、平等に迎える最期が必ず来るのだから。
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