yukari616また、会える日まで

25歳で亡くなった娘と共に歩んだ道

命のリレー

親から子へ、そして、孫、ひ孫と代々血縁は続いていく。


誰でも、親から生まれているし、また、子を産む。


それが自然の流れである。子が親を看取ることが、当たり前だと思っていた。


命のリレーだ。


私も10年前に父親を亡くした。確かに、哀しかった。


でも、どこかで、順番だから仕方がない。と、思える自分もいた。


子供を亡くすことは、仕方がないとは、到底思えない。


何故?どうして?私が先に逝くはずだったのに…


生かされている自分が、憎くなる。


四季の変化に感動したり、美味しいものを食べることに、罪悪感を感じたり…


娘の魂と共に、過ごしているのだ、と、言い聞かせることで毎日を乗り切っている。


逆縁。


こんなに哀しく苦しいことはない。