諸行無常
あるお寺の住職さんに教えてもらいました。
「諸行無常」の意味。
読んで字の如し、諸々の行いは常ではない。
行いというのは、心のことだそうです。
人の心は、常ではない。変わっていくものである。
まぁ、確かにそれはそうだと思う。
変わっていかなければ、この世を生きぬくのは難しい。
娘を亡くした直後の、切り裂かれるような苦しみ、傷口から流れる血、止めても止めても
後から流れ出るような大きな傷。
そして、2年が経ち、今はどうかと言えば、激しい痛みというよりは、深くズンとくる
痛みに変わってきている。でも、この痛みも相当なものだ。
この痛みを治す薬はないな。痛み止めを飲んで、やり過ごすしかない。
大切な人との別れは、癒えるものではないということ。
「諸行無常」とはいえ、死別だけはやはり、特別だ。いつまでも続く哀しみだ。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。