yukari616また、会える日まで

25歳で亡くなった娘と共に歩んだ道

花火

今年も恒例の花火が上がる。


娘のいない2回目の夏。


お祭りが好きで、自分で浴衣を着ていたな。


以前は、夏の花火を見るのが楽しみだった。


大空高く、打ち上げられる花火。


大輪の花を咲かせ、あっという間にいなくなってしまった


花火は娘の生涯とだぶる。


たくさんの火の粉を、まき散らして、消えてしまった。


その火の粉をあびた、たくさんの人々の心の中に


いつまでも生きていくんだろうな。


誰でもやって来る死。


それにしても、早すぎたよ。


お母さんは、あと何年、生かされるのだろう。


会いたいよ。


花火は、もう、見たくないな。


辛すぎる。