花火
今年も恒例の花火が上がる。
娘のいない2回目の夏。
お祭りが好きで、自分で浴衣を着ていたな。
以前は、夏の花火を見るのが楽しみだった。
大空高く、打ち上げられる花火。
大輪の花を咲かせ、あっという間にいなくなってしまった
花火は娘の生涯とだぶる。
たくさんの火の粉を、まき散らして、消えてしまった。
その火の粉をあびた、たくさんの人々の心の中に
いつまでも生きていくんだろうな。
誰でもやって来る死。
それにしても、早すぎたよ。
お母さんは、あと何年、生かされるのだろう。
会いたいよ。
花火は、もう、見たくないな。
辛すぎる。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。