yukari616また、会える日まで

25歳で亡くなった娘と共に歩んだ道

追悼発表会2

娘は、3歳から私の元でバレエを始めた。


半ば、強制的ではあったが、約23年間続けてくれた。


地元の高校を卒業後、バレエを学ぶために上京し、その後
バレエ団に入り、多くの舞台を踏んだ。


私は、娘の出る舞台はすべて観に行った。


私の生きがいであり、夢であり、希望だった。


娘を亡くし、しばらくの間は、糸の切れたたこのように、舵を亡くした
船のように、ただ、息をして漂うだけだった。


どこに行きたいのか、何をしたいのか、全く分からなかった。


はっきり言って、全てがどうでもよかった。


今も、そんな感じはあるが、娘のために、と言うより、自分のために
追悼発表会をすることにした。


娘の作品、同期による作品、そして再生への道。


生徒たちと力を合わせ、成功させたいと思う。


娘も、きっと、観に来てくれるだろう。


手を抜くと、叱られそうだから頑張らなくては。


人にも厳しかったが、自分にも厳しい人だった。


あと少し、サポートしてね。