追悼発表会2
娘は、3歳から私の元でバレエを始めた。
半ば、強制的ではあったが、約23年間続けてくれた。
地元の高校を卒業後、バレエを学ぶために上京し、その後
バレエ団に入り、多くの舞台を踏んだ。
私は、娘の出る舞台はすべて観に行った。
私の生きがいであり、夢であり、希望だった。
娘を亡くし、しばらくの間は、糸の切れたたこのように、舵を亡くした
船のように、ただ、息をして漂うだけだった。
どこに行きたいのか、何をしたいのか、全く分からなかった。
はっきり言って、全てがどうでもよかった。
今も、そんな感じはあるが、娘のために、と言うより、自分のために
追悼発表会をすることにした。
娘の作品、同期による作品、そして再生への道。
生徒たちと力を合わせ、成功させたいと思う。
娘も、きっと、観に来てくれるだろう。
手を抜くと、叱られそうだから頑張らなくては。
人にも厳しかったが、自分にも厳しい人だった。
あと少し、サポートしてね。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。