yukari616また、会える日まで

25歳で亡くなった娘と共に歩んだ道

ギブス

1ヶ月装着していたギブスが外れた。


この年になって、初めてのギブスに松葉杖。


よくよく考えてみると、仕事柄、左足を軸にして教えることが多いのと、以前着地に失敗して強打している。そして、年齢。骨も若い時に比べてもろくなっていたのだろう。


まぁ、色んな要素が重なっての今回の怪我。


完治までは、もう少しかかりそうだが、不自由な生活からは取りあえず解放された。


経験しないと分からない事はたくさんある。


健康で普通の生活が出来ることが、どれだけありがたいのか。


同じような経験をした人と、してない人の言葉かけは全然違っていた。


私の足を見て、ただ、気の毒がるだけの人、だいたいの見通しを持って不自由な生活に共感してくれる人。


良い経験も悪い経験も、すべてが無駄ではない今の自分に必要なことと、受け止めればいいのだと…私の足は、悲鳴をあげていたのだと思う。


やっぱり、娘はいつもそばにいて、私を守ってくれているのだろう。


「ピンチのときは、テレパシーを送るよ」と、言っていた娘の言葉。そして、「一緒に生きよう」と、約束したこと。


哀しくて、寂しくて、約束したことを忘れそうになることもあるけど、貴女と一緒に生きている事、大切にしていくよ。