気が付けば
11月に入り、カレンダーをめくる。
気が付けば、今年もあとわずかで終わる。
来年には、新年号に代わる。時は、刻んでいく。
娘は、平成元年の生まれ。平成が終わることで、少し心の整理が出来るかな?
悠久の歴史の中、人の一生は長くて100年。
今、どんなに幸せでも不幸せでも、必ず終わりは来る。早いか遅いかだけだ。
娘は、わずか25年という生涯だったけど、精一杯生きたし、人生を楽しんだ。
私も、娘と出会い、多くの幸せをもらった。でも、私はまだ生きている。
でも、必ずいつか逝く。死を恐れることはない。誰でも訪れることだ。
自然の摂理だ。逆らってはいけない。生かされているのなら、あと少し前を向こう。
楽しかった日々、幸せだった頃、一生のうちのそれぞれの時期は、綺麗な巾着袋に丁寧にしまって、今を生きよう。
哀しみ、辛さは、人それぞれのもの。大切にしまおう。
大丈夫、会いたい人には必ず会える…と、信じたい。
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