yukari616また、会える日まで

25歳で亡くなった娘と共に歩んだ道

哀しみと共に生きる

娘が亡くなった…2015年5月23日土曜日。


その日から、戦いは始まった。


娘であり、同業者であり、親友だった人が目の前から消えてしまった。


自暴自棄になり、全ての事がどうでもよくなった。


目が覚めれば、今日は「ただいま」と言って、帰って来るのではないか?


悪い夢を見続けているのではないか?


現実を受け止めるには余りに過酷な出来事に、現実を見ることが出来なかった。


1カ月後には、発表会を控えていたので、悲しみに浸ることは許されなかった。


その後も、自分で自分を追いつめ、走って来た。


そして、今。足の怪我で不自由な生活をし、仕事も少し休んでいる。


今、思う事…


現実は変えられないし、娘はもう帰って来ない。私が会いに行くその日まで、現実に目を背けるのではなく、変えられない事実を事実として受け止めて、哀しみを否定せず、哀しみと共に生きる…。


戦うことはやめよう。と、思う今日この頃。


今日は、父と娘の月命日。亡き人が心配して、こんな気持ちにさせてくれたのかな?