yukari616また、会える日まで

25歳で亡くなった娘と共に歩んだ道

命日

今日は、3回目の命日。


3年前の朝方、娘は息を引き取った。25歳11か月と1週間の生涯だった。


早すぎる。病気が分かってからわずか4ヶ月。


1年前からリンパ節の腫れで、病院にはかかっていた。色んな検査もしたし、色んな科にもかかっていた。こんなに、医学が進歩していても、見つけられなかった。


最終的に、浮腫みの外来に回され、そこで初めて生検して、癌細胞が見つかった。


検査結果は、娘は1人で聞いた。私は、長引く風邪で一緒に行くことが出来なかった。


強い子だから、きっと、治るはず。信じていた。家族も本人も。


皮肉なことに、あれ以来風邪をひいていない。


哀しみの形は少し変化したかもしれない。傷口をえぐられ、激しく出血するような痛みから、奥深く沈んでいく深い痛みに。


愛おしさや、会いたい気持ちは、何も変わらない。ただ、時の流れは、色んな意味で変化していく。


6月が誕生日、生きていれば29歳になる。結婚して子供を産んでいたかもしれない。


そんなことを思い、これからも娘と共に生きていこうと思う。