yukari616また、会える日まで

25歳で亡くなった娘と共に歩んだ道

早い者勝ち

二男が、家を出て1週間。


彼女と暮らすために、アパートを借りて独立した。


まぁ、親としては喜ばしいことなのだが、気が付けば旦那と2匹の愛犬だけになった。


転勤族だったので、定住したのが、16年前。5人家族用の家を建てた。


子供たちは、大学進学で一人づついなくなっていったが、卒業して地元に帰って来たので誰かしら家にはいた。長男は早くに結婚し、独立している。


夫婦二人には、広すぎる家。少しづつ不要なものは片付けようと思っている。


断捨離だ。しかし、娘の物となると躊躇してしまい中々捨てられない。


もう、使うことなど二度とないのに…。分かっているのに。


明後日が命日。丸三年の月日が流れた。少しづつ整理をしていかなくてはいけない。


遺された者は、いつも辛いし、哀しい。大切な人の遺していったものの整理をしなくてはならない。


早い者勝ちだ。