楽しかった時間
娘は、進学のため18歳で上京した。
バレエを学ぶために、専門性の高い学校を選んだ。
親元を離れることは、寂しさもあったが3歳上の次兄と1年間同居した。
その後、23歳で地元に帰ってくるまでは、一人暮らしをしていた。
私は、月に一度、研究会なるもののために上京していた。
娘の所に行き、一泊して帰る。
新宿で待ち合わせをすることが多く、行くと必ず洋服を買わされた。
そして、美味しいものを食べる。
娘にとっても私にとっても、親子の楽しい時間だった。
いつまでも、こんな時間が続いてくれるといい、そう思っていた。
まさか、数年後、こんな別れが待っていたなんて。
諸行、無常である。
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