yukari616また、会える日まで

25歳で亡くなった娘と共に歩んだ道

頑張った

娘との思い出の詰まった東京文化会館で、バレエ公演があったので、教え子のために出かけた。正直言うと、本当は行きたくない。そこには、娘とランチした場所があるし、散歩した場所もある。何と言っても、そこの舞台に立ち踊ったこともある。


避けて通れるものなら、パスしてもよかっただろう。
でも、そこは、義務感というか、見届けなければいけない、という使命感があった。


日曜日ということもあり、多くの家族連れやカップル、特に、母娘連れが多く、まともに見れない自分がいた。別に悪いことをしているわけではないのに、終演後、足早に電車に乗り込む。帰りは、安堵に気持ちで一杯になる。


7年前の3月11日は、娘は新幹線が止まってしまい6時間くらい缶詰めになってしまった。
7年後の同じ日に、私も、新幹線のトラブルで2時間くらい缶詰めになってしまった。
何という偶然。


とにもかくにも、無事帰宅。


戦闘態勢から、一変して今日は何と穏やかな日だろう。


これからも、仕事を続けていく以上、こんな日もあるのだろうな。


しんどいしんどい。頑張った自分を褒めてあげよう。


それにしても、私のこんな気持ち、子供を亡くしてない人には分からないだろうな。


同志のYちゃん、一緒にランチ付き合ってくれてありがとう。