yukari616また、会える日まで

25歳で亡くなった娘と共に歩んだ道

怪我

先月末から、左足親指の付け根が少し腫れ始めた。


痛みはたいしたことはなかったが、腫れて歩きにくくなったので病院に行った。


そしたら、なんと、骨にひび割れが…


即、ギブスをはめられ、松葉杖になってしまった。


あ~あ、大したことないって思っていたのに、大変なことになってしまった。


立って、動く仕事なのに、困ったなぁ…


ここは、腹をくくって、アシスタントに頼んで、少しゆっくり過ごしてみようかな?


娘が亡くなり、追悼発表会など、ペースを崩さず走って来た。


娘に「少し、ゆっくりしなよ。」って、言われたような気がする。


何が起こっても、前向きに考えられるのは、いつも一緒にいる娘のお蔭かな?


それにしても、歩くという、当たり前のことでこんなに不便を感じるなんて、大切な人を亡くしたこともそうだけど、経験しなければ分からない。


人間て、ほんとに愚かな生き物なんだと思う。

ハーバリウム

生徒のお母さんがハーバリウムをプレゼントしてくれた。


最近、趣味で始めたそう。


いつも娘の事を気にかけて下さる優しい人だ。


看護師というお仕事を持ちながら、宴会には欠かせない楽しい人だ。


娘用、私用と用意してくれた。


娘用は、紫とゴールドの花。


娘は、紫が好きだった。アクセサリーはゴールドと決まっていた。


仏壇の前で、明りを付けて、暫し見ていた。


色んな色に変化する花。綺麗だ。素敵だ。


なんだか、娘が喜んでいるような気がした。


ありがとう。Sさん。

発表会

来年6月に開催することが決まった。


今は、内容を考える時期。


娘亡き後の、3回目の発表会だ。


いつも、そばにいて一緒に考えてくれた人はもういない。


決定権は私にある。キャスティングの事、演目の事、規模の事、考えることは山積みだ。


娘なら、何て言うだろう?どうかな?これでいいかな?


私とは違う視点から物を言ってくれたので、本当に心強かった。


私は、結構悩み、後を引くタイプ。娘は、ズバッと決めるタイプ。


仕事の上では、良き相棒だった。


私生活だけでなく、仕事でも大切な相棒を亡くしてしまった。


娘だったら何て言うかな?想像力を駆使して、この局面を乗り切るしかない。


頼む、サインを出して……


どこまでいっても、依頼心の強い私です。