yukari616また、会える日まで

25歳で亡くなった娘と共に歩んだ道

哀しみの形

5月23日、6回目の命日でした。


命日反応と言うのでしょうか…


今月に入り、落ち込む日が続きました。


無性に会いたくなったり、妄想したりと、精神不安定です。


昨日は、朝方、花のいい香りで目が覚めました。


きっと、娘が来てくれたのだと思います。


そして、友人、知人からたくさんのお花が届きました。


亡くなって6年も経つのに、色あせない娘の存在を再確認しました。


私にとって、本当に自慢の娘です。


激しい痛みや哀しみは、徐々に姿を変え、心の奥底に根を張り始めています。


いつでも、どこにいても忘れることはありません。


この哀しみは、これからもずっと続きます。そして、月日が経つほど根は太くなり、居座り続けるでしょう。


死別者の定めです。

新緑の季節

5月…


連休もあり、爽やかな風、空気、命が芽吹く季節。


6年前から、私はこの季節が好きではなくなった。


あの時の思いが蘇る。


誰に何と言われようと、助かることを信じていた。


本人もそうだったに違いない。


努力は報われる。願えば叶う。


以前は、そのような言葉を信じていた。


でも、努力しても報われない事はある。願っても叶わない事はある。


人は皆平等?不公平な事ばかりだ…


色んな事を諦めて、手放して生きていくしかない。


私の人生も娘と共に終わったのかもしれない。

やるせない気持ち

娘が他界して6年が過ぎようとしている。


その間にも多くの人が亡くなっている。


生まれたら必ず死ぬ事は避けられない。


ただ、その死に方や死ぬ時は選べない。


とても哀しい死に方というのはある。


池袋での事故。


高齢の男性が運転する車が、若く綺麗な母親と幼い子供の命を奪った。


遺族にとって、こんな別れ方は辛すぎる。


ご主人の気持ちは察するに余りあるが、私は母親の親の気持ちを思う。


娘と可愛い盛りの孫を一度に失ってしまったのだから。


どうしてこんなことが起こってしまったのか?


加害者は、車の故障のせいにしているらしいが疑問だ。


こんなことが二度と起こらないように、しっかり調べて欲しいと思う。


ご遺族にあっては、少しでも安らかな時間が持てるよう祈りたい気持ちだ。